専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。
遺言と相続
自筆証書遺言の法定要件遺言には、自筆証書遺言や公正証書遺言などがありますが、役場などに赴くことなく、自宅で自筆で書ける自筆証書遺言が簡便です。自筆証書遺言は、法定の要件を満たさないと無効となってしまいますが(民法968条)、近年では、終活に関する本や、いわゆるエンディングノート、ネットの情報などがあり、これらに従えば、無効な遺言となるおそれは小さいと思います。検認手続きの必要性と手順ただし、自筆証書遺言には、検認という手続が必要です。【民法1004条1項】遺言書の保管者は、相続の開...
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遺言と相続
昨日、ご依頼をいただき、遺産分割に関する講演を行いました。(暑い中ご来所・ご清聴くださった皆様、誠にありがとうございました。)講演内容に関して、ご質問をいただきました。goodquestionですので、こちらで共有したいと思います。【前提】遺言があっても、相続人全員の合意で遺言内容と異なる遺産分割ができる※遺言で禁じられた場合を除く(民法907条)【ご質問】1 遺言で相続人以外を遺言執行者と指定していた場合、遺言執行者の同意なく(通知のみ)、相続人のみで遺産分割できるのでしょうか?また...
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遺言と相続
日頃、法律相談を受ける際、「相続についての相談があります。」と言われることがあります。「相続」に関連する法律相談は多種多様に富んでおり、大まかに分類しますと、①遺産分割事件②遺言関連事件③相続人不存在事件 という感じです。上記①~③の前提として、相続人の範囲や遺産の範囲(遺産確認)に関するご相談があります。相続人の範囲に関するご相談では、相続放棄のご相談が多いです。その他にも、相続欠格のご相談などもあります。上記①の遺産分割事件については、やはり遺産分割協議のことや、協議でまと...
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遺言と相続
遺留分とは、一定の相続人について、相続財産中に保証された財産部分をいいます。(詳しくは→相続のページへ)ざっくり言うと、法律上得られる法定相続分の2分の1ということが多いです。ですので、例えば、「遺産を全部長男に譲る」という遺言があっても、長女や二男にも、一定の遺留分が保証されているということになりますが、遺留分は、被相続人の死亡を知ったときから【1年以内】に請求しなければならないので、注意が必要です。また、以前は「遺留分を請求する」という意思表明をすると(遺留分減殺請求とい...
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