1. トップページ >
  2.  >
  3. 「相続についての相談があります」は多種多様

コラム

専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。

遺言と相続

「相続についての相談があります」は多種多様

日頃、法律相談を受ける際、「相続についての相談があります。」と言われることがあります。
「相続」に関連する法律相談は多種多様に富んでおり、大まかに分類しますと、
①遺産分割事件
②遺言関連事件
③相続人不存在事件 という感じです。

上記①~③の前提として、相続人の範囲や遺産の範囲(遺産確認)に関するご相談があります。
相続人の範囲に関するご相談では、相続放棄のご相談が多いです。
その他にも、相続欠格のご相談などもあります。

上記①の遺産分割事件については、やはり遺産分割協議のことや、協議でまとまらず、
調停や審判を行う場合の手続きや見通しなどのご相談が多いです。

上記②の遺言関連事件については、もちろん遺言の作成についてのご相談が多いですが、
遺言書の検認や無効について、また、遺留分侵害額請求や遺言執行者選任申立てについての
ご相談もあります。

上記③の相続人不存在事件については、特別縁故者の方から相談等以外にも、
全員が相続放棄をした場合の相続財産管理人選任申立てのご相談を受けることも多いです。

以上のように、「相続についての相談」の中でも様々な相談があり、
その方の立場によって利害関係は大きく変動します。
弁護士は、どの分野に関連する相談なのかを分析しながら事情をお聴きしますので、
ご自身でよく分からない場合は遠慮せずご相談ください。
早期の相談が紛争の予防や早期解決に役立ちますので、是非一度ご相談ください。

カテゴリー [ 遺言と相続 ]

コラム一覧へ