専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。
ハラスメント関係
最近、外資、あるいはグローバル法務に携わる方とお話ししました。近年の欧米のセクハラに対する姿勢は、「一切」「我慢しない」が主流のようですね。NOtolerance「一発解雇」の判断基準も、変容してきているようです。日本でも、ガイドラインや書籍、社内コンプライアンスなど醸成されてきていますが、・それくらい我慢できるでしょう・そんな大ごとにしなくても・・など、いったん我慢を強いる傾向が、まだあるように思います。ただ、我慢を強いるような対応が「二次加害」となり得ることは、知られてきた感...
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お金の問題
債権については、取立て、回収するまでに、元金のほかに、利息や、取立てに要する費用(例えば債権差押命令申立手数料や送達費用など)が発生します。例えば100万円を年利5%で貸付け、取立費用に1万円を要した場合、債務者は1年後に106万円を支払うことになります。問題は、1年後に債務者が10万円を支払ってきた場合、元金、利息、費用のどの順番に充当されるかです。法律上は、当事者間で特段の合意をしない限り、費用、利息、元金の順番に充当されることとなっています(民法489条、490条)。その...
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お金の問題
どのような場合に、貸金の返還を弁護士に依頼すべきでしょうか?ご相談を受けていると、「弁護士に依頼するような事案かどうか分からなかった」といった声をしばしば耳にします。貸金返還の場合でいうと、結論からいえば、証拠や請求金額と回収可能性との兼ね合いで決まってくるのではと思います。1 証拠について やはり、何といっても証拠が一番大事です。 契約書があるか、契約書がなくても、送金記録や領収書があるか、返金を求めていたり、返済を待ってほしいといったやりとりがメールやSNSの中で...
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交通事故
交通事故で治療中に、保険会社から症状固定(保険対応の打ち切り)と言われたら【治療中止に至る一般的なケース】交通事故で怪我をして治療していたのに、加害者側の保険会社から、「むち打ちの治療は通常3カ月から6カ月なので、もう症状固定です。」「症状固定だから保険対応を打ち切ります。」「後遺障害診断書を書いてもらってください」。などと言われ、あるいは、主治医の先生が「保険会社が症状固定というので。」と言って、治療を中止することがあります。というより、このようにして治療が打ち切られることが...
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