専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。
最近のニュースについて
裁判官を務めていた者として、大きな衝撃でした。日本国憲法は、「国会は」「裁判官を弾劾するため」「弾劾裁判所を設ける」(64条1項)と規定し、裁判官は、その独立が保障され(76条3項)、国会や内閣をおそれずに司法判断ができるとされながら、最終的には、国会(すなわち選挙による国民の代表者)によって罷免され得ます。これが、社会や公民、政治倫理で教えられている権力分立(司法権対国会)の、もっとも際立つ一場面です。裁判官を国会議員が罷免できるということは、最終的には、国民の代表...
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当事務所からのお知らせ
3月15日金曜日、事務所一同研修のため、お電話が繋がりにくくなる時間帯がございます。(ご伝言は承りますが、折り返しに少し時間を要する可能性があります。)お急ぎの場合は、14日木曜日までにご連絡いただけますと幸いです。また、メールは、常時確認、対応いたします。ご迷惑おかけいたしますが、ご理解賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。
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労働事件
昨日、町長によるセクハラ等調査についての会見報道を目にしました。セクハラ・パワハラ・モラハラなど、いわゆるハラスメントについては、どこからが違法になるか、判例等が構築されてきています。とはいえ、違法でなくても、人を不快にさせたり、職場関係や人間関係の障害となることは多々あります。どうしたらハラスメントを防げるのか。行動規範【どう行動すべきか】を考えてみました。男性と女性上司と部下先生と生徒先輩と後輩兄と弟夫と妻年長者と若者 など、今は前者が立場が上・敬いなさいと...
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刑事事件
初期供述をよく検討するように。刑事裁判官として、先輩に教わったことです。裁判は、過去の事実を、後から証拠によって認定するものです。人が行うものなので、誤りの可能性があります。(もちろん、細心の注意と努力が前提ですが。)そのために、事実認定のための経験則やルールが構築されています。その一つが、「初期供述は何か?」です。人間が謂れのない疑いをかけられたとき、本当にやっていなければ、素直に「やっていない!」と出てきます。ただ、本当はやっているけれど、やっていないと言いたいと...
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