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コラム

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最近のニュースについて

弁護士とか外部弁護士とか・・皆同じく誤る可能性があります

日弁連が弁護士による第三者委員会を推し進めているせいか、
第三者委員会
外部弁護士 など、弁護士の判断がクローズアップされることが増えたように感じます。

しかし、弁護士は、中立な立場に立った、公平公正な事実認定の専門家ではありませんし
(研修はあるとしても)、
捜査機関のように、聴取りや捜査の専門家でもありません。
また、弁護士がその意見の前提とする事実関係は、捜査や裁判と比べると、
極めて限定されたものです。
(前提が異なれば、意見が異なるのは、どの世界も同じです。)

そして、事実認定と法律適用の専門家たる裁判官でさえ、誤りの可能性があるので、
二審制・三審制、再審制度が保障され、審理の過程が公開されるなど、
できるだけ誤りを防ぐ法整備がされています。
長い歴史から学んだ結果です。
しかし、それでも冤罪等の過ちがあることもまた、歴史や事実のとおりです。

ですから、弁護士の一意見は(「外部」「第三者」などの前置きにかかわらず)、
その意見が、反対当事者の意見を適正に反映していない場合、
意見構成に当たって、十分な事実関係が検討されているか担保できない場合、
意見の基礎とされた事情や理由が、適切に保管されたり共有されたりしていない場合など、
誤っている可能性が、十分にあるわけです。
私たちは、いつも「正しい」わけではないのです。
特に高裁や最高裁のチェックに常に晒されている裁判官と比べると、とても危ういとも思います。

だからこそ、弁護士を信頼していただくためには、弁護士の意見は必ずしも正しくない、
そのことも世間に知っていただいた上で、どんなご意見にも傾聴して、
誤りは適宜修正をしながら、柔軟に謙虚に対応していくことが大切ではないでしょうか。

弁護士が〜と言ったから・・と正当化してしまうのではなく、
意見と意見を突き合わせ、食い違いがあっても非難に及ぶのではなく、
互いの意見を尊重し、より良い意見を作り上げていく文化が広まると良いなと思います。
弁護士の一意見は、入口の一つにすぎず、出口ではない、
出口は、関わるすべての人と作り上げていく、そんな考え方もしてみたいです。

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