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コラム

専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。

刑事事件

刑事事件における示談について・その1

当事務所では、刑事事件の裁判官を務めていた弁護士がいることから、
刑事事件については、その経験を生かして、専門的で細やかなサポートを心がけています。

刑事事件というのは、
国家的法益に関する罪、
社会的法益に関する罪、
個人的法益に関する罪、
この3つに分かれます。

国家的法益に関する罪というのは、国益を侵害することで、
例えば、通貨を偽造すると、日本国家の真の通貨の価値を侵害するという意味で、
国家的法益を害したとされます。

社会的法益に関する罪というのは、社会の治安などを侵害することで、
例えば、放火すると、近隣に不安を与えたということで、社会的法益を害したとされます。

個人的法益に関する罪というのは、個人の利益を侵害することで
例えば、怪我をさせる傷害罪、お金を騙し取る詐欺罪など、個人の利益を害する罪で、
刑法上一番多い罪です。

そして、この個人的法益に関する罪については、
示談
が刑を軽くするもっとも大きな要素となります。


〜その2に続く〜

カテゴリー [ 刑事事件 ]

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