労働事件
セクハラ・パワハラ・モラハラ
昨日、町長によるセクハラ等調査についての会見報道を目にしました。
セクハラ・パワハラ・モラハラなど、いわゆるハラスメントについては、
どこからが違法になるか、判例等が構築されてきています。
とはいえ、違法でなくても、人を不快にさせたり、
職場関係や人間関係の障害となることは多々あります。
どうしたらハラスメントを防げるのか。
行動規範【どう行動すべきか】を考えてみました。
男性と女性
上司と部下
先生と生徒
先輩と後輩
兄と弟
夫と妻
年長者と若者 など、今は前者が立場が上・敬いなさいとされていますが・・
男性も女性にお尻を触られたら嫌ですよね?
だれだって「お前より稼いでいるから言うことを聞け」とは言われたくないですよね?
上記の前者と後者を入れ替えたときにNGの行為なら、例えば、
部下が上司に「頭ポンポン」をするのか?
若者が年長者にずけずけと質問したり個人的な事柄に立ち入るのか?
と考えると、前者と後者を入れ替えて「失礼」なら、
【だれがやってもダメ】なのではないでしょうか?
対等な敬意が足りないのではないでしょうか?
「失礼」と感じることは、誰に対してもしないこと。
ハラスメントを防ぐ、一つの要素かもしれません。
立場の上下は、関係ありません←この「上下」こそおかしいのかもしれません。
最近、天童荒太氏著の「ジェンダークライム」を読みました。
読み物としてのエンタメ性も抜群ですが、
人は対等である
誰もが同じように敬意を持って大切にされるべきである
今のその考えは、上記の「上下」に無意識に支配されていないか?
など、「対等な敬意」について示唆に富む、とても素晴らしい小説でした。
天童先生に、「書いてくださってありがとうございます」の気持ちが届きますように。
*と書きましたが、この「先生」も無意識の上下関係でしょうか?難しいですね。