「どれだけ依頼者の方の話を良く聞くか」に
かかっていると考えています。
林 文敏
当事務所には、元裁判官を含む3名(男性1名、女性2名)の弁護士が在籍しています(今後増員予定)。
当事務所では、ほぼすべての事件を、この弁護士複数名でお受けし、各弁護士の経験を共有し、常に対話し、
「勝ち取る」ための戦略を議論していきます。
また、各弁護士は、市役所勤務の経験であったり、子育て中であったり、地元に根差していたり。
「人として」ご依頼者に尽くせるよう、ホスピタリティも磨いています。
このページには、各弁護士の趣味なども載せました。
気軽な気持ちでのぞいていただけると嬉しいです。
「どれだけ依頼者の方の話を良く聞くか」に
かかっていると考えています。
林 文敏
市役所勤務で感じた「謙虚にご依頼者の声に耳を傾ける」ことの大切さ。
平成27年で弁護士となって丸10年が経過しました。弁護士になる前は、市役所で勤務していました。これらの経験を合わせて弁護士として今思うのは、事件の勝敗は、「どれだけご依頼者の話をよく聞くか」にかかっているということです。
事件には、動かせない【真実】があります。他方で、自分たちが求めたい【結果】もあります。弁護士としての力量が問われるのは、どれだけご依頼者からお話を聞けるか、隠された真実を発見して証拠を集められるか、ご依頼者が真に求めるものは何か、他方で、真実とご依頼者が求めることが異なる場合、どれだけご依頼者と話をして、「落としどころ」を探れるか。市役所で勤務していた経験と、これまでの弁護士としての経験を合わせ、謙虚にご依頼者の声、そして真実に耳を傾け、日々業務を行っています。
弁護士となって最初の5年間は、交通事故を中心に取り扱う法律事務所で、被害者側、あるいは保険会社側の代理人を務め、多数の交通事故案件に携わりました。一口に交通事故と言っても、多様な争点があり、争い方次第、証拠の集め方次第で、結果が変わってきます。また、交通事故に限らず、様々な案件では、経済や保険、法律の最新知識も必要になるため、弁護士会や経済団体の各種委員会等に所属し、アンテナをはるように心がけています。
目指すのはご依頼者の税務面まで気を配った「総合解決」。
そして、私の趣味ともいえることですが、IT分野と税務面に関心があり、勉強を重ねています。IT分野については、このホームページの前のホームページは私が作成したもので、プログラミングなどもしていました。このホームページはご縁があった専門家に作成していただいたものですが、その方たちと話をして、更にこのIT分野で、法律家として、円滑な企業活動に貢献できることはないかと意欲を深めるようにもなりました。今後は、ITの専門家たちと協同して、セミナーや講演を開催したいと考えています。
税務面では、弁護士が、法律家として法的問題をうまく処理したつもりでも、翌年多額の税金が課された、などということがあり得るので、常に、ご依頼者の出費が最小限になるよう、税務面にも気を配り、税理士とも連携して「総合解決」を目指しています。
子供達からの声援に幸せを実感しています。
私生活では、3児の父であるとともに、弁護士会の野球部に所属し、現在、福岡県弁護士会野球部のピッチャーをやっています。野球自体は少年時代からやっていますが、この年になってはじめてピッチャーをやらせてもらい、その時々の真剣勝負を楽しんでいます。勝利投手になることはなかなか難しいことですが、配球を考えたり、時にフォアボールを出して子供達から「パパがんばれ~」と声援をもらったり、おじさんになりながらもこのような時間が過ごせることに、幸せを感じています。
平成5年3月 | 福井県立藤島高等学校卒業 |
---|---|
平成9年3月 | 慶應義塾大学法学部卒業 |
平成16年3月 | 福井市役所退職 |
平成16年4月 | 司法研修所(58期) |
平成17年10月 | 弁護士登録(兵庫県弁護士会) |
平成23年1月 | 翼・篠木法律事務所へ移籍 |
平成25年10月〜 | 翼法律事務所開設 |
【弁護士会関係(令和元年度)】
国際委員会 |
【所属団体】
全国倒産処理弁護士ネットワーク |
その他 福岡大学非常勤講師 |
強く 優しく 共に歩む
林 扶友
裁判官の経験を活かして戦略的で合理的、効果的な訴訟活動を。
約3年半、裁判官を務めていました。
大阪地裁刑事部・民事部、山口地裁刑事部・民事部、山口地裁岩国支部刑事部・民事部、山口家裁少年部に在籍したことがあります。特に刑事事件では、無罪判決から重罪判決まで、数多くの事件に関与してきました。その後、妊娠・出産等のため退官し、兵庫県で弁護士をした後、地元である福岡に戻り、3児を育てつつ、弁護士をしています。
裁判官の当時、本当にたくさんの弁護士が書いた書面を読み、証拠を検討し、判決を書きました。その際感じたことは、「多くの弁護士が、【書くべきこと】が曖昧なまま書いているのではないか?」ということでした。裁判に出す書面は、どうしたら裁判官を説得できるか、【書くべきこと】を【書くべき順に】書く必要があります。伝えたいこと、書きたいことをただ書けばいいというわけではありません。どんなにたくさん書かれていても、裁判官が知りたいことが書かれていなければ意味がありません。
ですから、私は、常に、【裁判官が知りたいこと】から逆算して、ご依頼者のお話を聴き、証拠を集め、書面をつくっています。そして、それが、戦略的で合理的、効果的な訴訟活動につながると信じています。特に刑事事件では、ほかの弁護士が考えつかないような訴訟活動を行い、ご依頼者の方にご満足いただいたこともありました。
これは半面驕りになるかもしれないので、裁判官としての経験を生かせるよう、自分に言い聞かせて日々努力しています。
感謝の気持ちを忘れずにご依頼者に接するよう心がけています。
一方、私は、双子を含む一男二女、3児の母です。全員まだまだ未就学児で、新米母です。
双子の小さいころは、育児の大変さに、本当に死ぬかと思いました…。そんなとき、多くの方が、私たち親子を助けてくださいました。市のファミリーサポートセンターや一時保育、たくさんの善意と温かい心が、私たちの支えでした。今も試行錯誤で、落ち込むことも多いです。でも、これを含めて私自身であり、弁護士としても、善意や温かい心に感謝すること、人にはできないことや苦手なことがあっても、それぞれが懸命に生きていること、人として、これらを忘れずにご依頼者にも接するよう心がけています。自分の子供にもご依頼者にもその他関係者にも、どんな方にも分け隔てなく、人としての敬意を忘れないようにしています。
令和2年3月追記
3人の子供たちはすっかり全員小学生になりました。
最近では、3人分の体操服や給食エプロンを洗う金曜日が大変です。
私も四十代になり、あらためて日々を丁寧に頑張っていこうと思っています。
また、事務所にキッズスペースをつくりました。母になり初めて、「子連れ」の大変さが分かったからです。お陰様で、お子様連れのご依頼者にこのキッズスペースをご利用いただき、リラックスしてご相談いただいています。これからも、このような取組みも続けていきたいです。
頭を悩ませる日々こそが幸せ。
趣味は、ゴルフや旅行など色々とありますが、もっとも楽しいのは、3人の子供たちとの時間です。長男は恋人、長女は分身、次女は癒し…ですが、毎日イライラ怒ってばかり。長男に「オトコって、どうしてそんなにおバカなのよ~!」と思いながら、長女に「どうしてそんなに生意気なのよ~!」と思いながら、次女に「下の子ってどうしてそんなに悪賢いのよ~!」と思いながら、それで頭を悩ませるのが、幸せなんだと感じています(感じるよう自分に言い聞かせています。)。双子ママさんを見つけて「双子あるあるトーク」をするのも好きです。
平成9年3月 | 福岡県立修猷館高等学校卒業 |
---|---|
平成13年3月 | 早稲田大学法学部卒業 |
平成16年4月 | 司法研修所(58期) |
平成17年10月 | 裁判官任官(大阪地方裁判所 判事補) |
平成20年12月 | 山口地方裁判所 判事補 |
平成21年3月 | 依願退官 |
平成21年10月 | 弁護士登録(兵庫県 春名・田中法律事務所) |
平成22年7月 | 出産・育児のため弁護士登録抹消 |
平成25年10月 | 弁護士再登録(翼法律事務所) |
令和元年10月 | 福岡家庭裁判所非常勤裁判官(調停官) |
福岡県弁護士会 |
弁護士らしくないところが取り柄だと思っています。
塩田 裕美子
フィロソフィーの冒頭に挙げた句(やさしさに勁さをあわせ やわらかく 人の住む世に 翼ひろげて)は、翼法律事務所設立の際、友人から送られたものです。
初心を忘れず、やさしく勁く(つよく)、皆様のお役にたちたいと思っています。
福岡県立小倉高等学校卒業 | |
早稲田大学法学部卒業 | |
平成4年 | 司法試験合格 |
平成5年 | 司法研修所(47期) |
平成7年 | 弁護士登録(福岡県弁護士会) 石丸・松坂法律事務所に入所 |
平成10年 | 翼法律事務所開設・独立 |
平成17年 | 翼・篠木法律事務所開設 |
平成25年 | 翼法律事務所開設 |
【弁護士会関係】 平成19年度九州弁護士会連合会事務局長 |
【活動(平成28年度)】 公益信託九州大学医学部婦人科学産科学研究助成基金信託管理人 |
【所属団体】 博多イブニングロータリー幹事(2016-2017年度) |