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コラム

専門家ならではの信頼できる情報を発信するページです。
また、当事務所をより知っていただくため、実際の事件の解決までのアレコレや、
相手方・裁判所に送った書面なども、守秘義務やプライバシーに配慮した上で、
分かりやすくご紹介できればと思っています。

弁護士として

裁判に勝つには

時として、ご相談に来られた方が、
事実でないことが一方的にたくさん書かれた訴状や申立書をお持ちになり、
応訴のご依頼にいらっしゃることがあります。

その際に詳細に事実の聴取りをいたしますが、
心がけていることは、
1)事実でないことが書かれた訴状や申立書より、できれば分量が多い答弁書を作成する、
2)証拠も、訴状や申立書より多く添付する、
3)その証拠は、できるだけ、写真や診断書、第三者の証言等、客観的なものを探す、
ことなどです。

訴状や申立書は、裁判所に提出された時点で、書記官や裁判官の目に触れます。
そして、それがいかに「嘘ばかり」であろうと、いまだ相手方の反論がない段階では、
「真実らしく」感じられてしまいます。

もちろん、裁判官は慎重に判断してくれますが、
訴状・申立書と答弁書を突き合わせたとき、「どちらに真実があるか」を、
できるだけ早い段階で主張・立証したいと考えています。

たくさん書いて、たくさん証拠をつける。
早い段階で有利な状況になると、早い時期での和解など、解決の選択肢も広がります。

当事務所では、当方が最初に提出する書面の印象
も大切だと考えています。

そのために、ご依頼者と弁護士とが車の両輪となり、
たくさんお話をして裁判に臨みたいと思っています。

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