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遺言と相続

遺言につける目録の書き方

最近のコラムでは、遺言の中身(書き方)をご紹介しましたが、
遺言では、「目録」をつけることが多いです。

例えば、
長男~に、別紙目録1記載の不動産を相続させる。
長女~に、別紙目録2記載の預貯金を相続させる。
次女~に、別紙目録3記載の株式を相続させる。   など

これは、別に目録に記載することで、本文が読みやすくなるとともに、
目録に細かな内容を正確に記載できるというメリットがあるためです。

以下、目録の記載例をご紹介いたします。

【不動産】
目録1(登記に従って記載します。)
1(土地の書き方)
所 在 ○○市○区○○町○○丁目
地 番 ○○番○○
地 目 宅地
地 積 ○○.○○平方メートル
2(建物の書き方)
所 在 ○○市○区○○町○○丁目○○番○○号
家屋番号 ○○番○○
種 類 居宅
構 造 木造瓦葺2階建
床 面 積 1階 ○○.○○平方メートル
    2階 ○○.○○平方メートル

【預貯金】
目録2(金融機関名・支店名・預金等種別・口座番号・残高等を記載します。)
1 ~銀行~支店 普通預金 口座番号123456 残高100万円
2 以下〃

【株式】
目録3(銘柄と数量等を記載します。)
1 ○○製鉄   1000株
2 ▲▲自動車  200株

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